第246回 2026年6月13日(土)
「KORTUC〜癌の放射線治療効果を劇的に向上させる増感剤の新規創薬」
小川恭弘さん@83期(高知大学・名誉教授)
◎略歴
30年以上にわたりがん治療の最前線で放射線腫瘍医として治療と研究に携わる。1988年にカナダのブリティッシュ・コロンビア大学パイ中間子研究所及びがんセンターで乳房温存療法の研究に従事した後、日本において「根治的乳房温存療法」の確立を目指す。
高知大学での10年にわたる研究の結果、2006年に過酸化水素を放射線増感剤として使用する新たな放射線療法「KORTUC」を発明。以来、250例以上の固形がんに対する治療を行い、その安全性と有効性を多くの論文で発表してきた。
