2025年10月26日(日)、六稜同窓会152周年総会が盛大に開催され、総会169名、懇親会160名と例年を上回る多くの皆さまにご参加いただきました。私たち106期は「つなぐ」というテーマを掲げ、有志メンバーを中心に1年間かけて入念に準備を重ねてきました。
同窓会事務局の皆さん、そして105期の先輩方からも多大なるご協力をいただき、この日を迎えられましたこと、心から感謝申し上げます。
【第一部総会】
司会の住山真一郎総務委員長(92期)のご案内の後、現役吹奏楽部の皆様の演奏(カーペンターズメドレー)により開幕しました。
早嶋茂同窓会会長(87期)からのご挨拶では、六稜同窓会は次の時代に向けた歩みを進めており、その一例として六稜マスターズ断郊競走プレ大会が2025年3月に行われ、最年長は84期、最年少は135期、多くの世代が垣根を越えて交流する貴重な機会となったとのお話がありました。
続いて名誉会長の浅田充彦校長から祝辞を賜り、大学合格実績のみならず、部活動でも運動部・文化部ともに全国レベルの活躍をしているとの報告があり、「オンリーワン、ナンバーワンの北野高校」の伝統を守るべく、手厚いご支援のお願いがありました。
同窓会常任理事のご紹介の後、千種康一事務局長(88期)より同窓会活動報告が行われ、2025年3月の卒業生320名を新会員として迎えたこと、財政収支状況、同窓会目的の三本柱である「会員間の懇親、母校への支援、社会貢献」の活動についてご説明がありました。
【卓話】
司会を住山委員長から106期の高岡慎一郎さんへ引継ぎ、今回は新しい試みとして、テーマ「つなぐ」に沿った女性2名の卓話者による聴衆参加型リレー形式としました。
1人目は、研究者から兼業アスリートに転身した中嶋明子さんによる『「既知」と「未知」をつなぐ生き方』と題した講演。手話による自己紹介から始まり、突然の交通事故により障害者となった中嶋さんが、持ち前の好奇心と探求心で兼業アスリートの世界に飛び込んでいった軌跡が紹介されました。誰でも今日からできる「1日1HAPPY」探しをしながら、「未知」は、新しい「好き」を見つける学びと成長の場であることが提言されました。
2人目は、会社員から大学教員に転身した青木(旧姓:植良)慶さんによる『好きをつなぐ生き方』と題した講演。元マーケターならではの着眼点で、各々の「好き」をつないで全く新しい価値創造の提言。講演中に隣の人と自分の「好き」について話し合う時間では、老若男女が笑顔で自分の「好き」について語らい、青木さんも降段して参戦。「好き」を自己完結させずにスキルシェアすることで自分の「好き」が他の人の「好き」になるというワクワク感あふれる講演でした。
卓話後の質疑応答は、パネルディスカッション形式で実施。中嶋さんはひたすら挑戦、青木さんは無理せず要領良くと全くタイプが異なるにもかかわらず、北野高校での苦労がどう活きたかという問いに対して「実はあまり苦労したと思っていない」というオチもあり、2人の前向きな生き方で笑いの絶えない卓話となりました。
【第二部懇親会】
会場を六稜会館に移して開催された懇親会では、まず北野高校ダンス部が大阪・関西万博で披露したオープニングアクトの映像が参加者をお出迎え。司会は106期の杉山裕美さんと川口智さんが担当して、企画テーマである「つなぐ」の説明の後、今回も最年長参加者である大岩重雄さん(60期)による乾杯のご発声により開宴しました。
懇親会のケータリングにもこだわりがつまっており、フードロス削減の観点からマカロン、カヌレ、プチパテバーガー、手毬寿司などの軽食類をソフトドリンクとともに提供する形としました。マカロンやバーガーには特別に六稜マークがあしらわれており、参加者にも大好評でした。また、106期生が経営する飲食店(NITO:小野朋二郎さん、けむパー:小林(旧姓:伊藤)摩利子さん)にお願いして、美味しいケーキとおつまみを提供してもらいました。歓談中のスクリーンには、現在の北野高校の高校生活紹介動画、さらに106期の中西知・岳さんのご両親が撮影された、合格発表・運動会・卒業式などの90年代の懐かしの高校生活の動画が流されました。
〈アトラクション〉
北野高校にまつわるクイズとジャンケンを勝ち残った参加者が、豪華景品を手にします。良問ぞろいのクイズと杉山さんの良質なナレーション、川口さんの軽妙な合いの手で勝者が絞り込まれる中、最後のジャンケンのお相手として、ドクター・ミャクミャク(?)が踊りながら登場!!106期塚本健太郎さんの体を張ったパフォーマンスに、会場も大盛り上がりでした。
〈新会員、次回幹事期紹介〉
新会員となった137期を代表して、正殿瑛人さんから「同窓会の一員となれて嬉しい。末永いお付き合いをお願いします」と堂々とした挨拶をいただきました。また、次回総会幹事期の107期の参加者5名が登壇され、代表して辰巳孝太郎さんから開催に向けた決意の言葉をいただきました。
〈エンディング〉
校歌斉唱時には、北野高校元音楽教員の佐々木信明先生の伴奏動画を流しました。これは、2025年6月の東京六稜会総会直前に、先生が現在日生中央で経営されている喫茶店で撮影させていただいたものです。106期の中村啓さんが、歌詞をつけて素敵な動画に仕上げてくれました。
校歌斉唱の後、参加者全員で記念撮影を行い、尾池行郎同窓会副会長(94期)より「北野高校を通じて得られた絆を改めて大切にすると同時に、新しいチャレンジも続けていきましょう」と閉会の挨拶をいただきました。退場する参加者には、北野高校の旧校舎があしらわれたオリジナルのキットカットが、お土産として配られました。
当番期として無事に総会を終え、歴史と伝統を誇る六稜同窓会のバトンを107期の後輩にしっかりと引き継ぐことができ、充実感でいっぱいです。また、106期の同期と再び絆を深めるとともに、六稜同窓会の多くの方々と新しいつながりを持つことができました。皆さま、本当にありがとうございました。これからも、北野高校卒業生であるという誇りを胸に、それぞれの人生を自分らしく歩んでいきたいと思います。
文:中西岳、高岡慎一郎、中嶋明子、川口智、渡辺浩行(106期)
